【初心者向け】空き家活用の基本5ステップ|まず押さえておきたいポイントとは?

こんにちは、リアル・プロの稲村でございます。

空き家問題が注目される中、「使っていない実家をどうにかしたい」「空き家を活用して収益化したい」と考える人が増えています。
でも、何から始めればいいのか分からない…そんな方のために、

今回は空き家活用の基本となる5つのステップを紹介します。


1. 現状把握がすべての第一歩

まずは、空き家の現状を正確に把握することから始めましょう。

  • 建物の傷み具合、雨漏り、シロアリ被害はないか?
  • 水道・電気・ガスなどのライフラインはどうか?
  • 登記情報と現況にズレはないか?

登記簿を確認して、所有者や土地の境界線、用途地域もチェックしておくと、今後の手続きがスムーズになります。


2. 活用目的を明確にする

空き家をどう活用するかで、必要な手続きやリフォーム内容も変わってきます。

  • 自分で住む(移住や二拠点生活)
  • 賃貸に出す(住居・民泊・店舗など)
  • 売却する(現状渡しかリノベ後か)

地域によっては観光客が多く、民泊やゲストハウス向きの物件もありますし、住宅ニーズがある地域なら長期賃貸も選択肢です。
**「誰に」「どのように使ってもらうか」**を考えておきましょう。


3. リフォームの必要性とコストを見極める

築年数が古い空き家は、ある程度のリフォームや修繕が必要なケースがほとんど。
まずは建築士や工務店に見積もりを依頼して、費用感をつかみましょう。

ポイントとしては:

  • 屋根・外壁・水回りは要チェック
  • 耐震補強や断熱の必要性も確認
  • DIYが可能かどうかも判断基準

また、自治体によっては空き家改修に使える補助金が用意されている場合も。
「◯◯市 空き家 補助金」などで検索してみると良いですよ。


4. 法律や規制を確認する

空き家をどう使うかによっては、法律や建築基準法上の規制が関係してくる場合もあります。

たとえば:

  • 民泊を始めるには旅館業法の許可が必要
  • 市街化調整区域では再建築不可の場合もある
  • 農地転用には農業委員会の許可が必要

これらは専門家や自治体に事前に相談しておくことで、トラブルを避けることができます。


5. 地域とのつながりを大切に

最後に、地域や行政との連携も空き家活用を成功させるための大事なポイントです。

  • 地元の「空き家バンク」に登録してみる
  • 自治体の空き家相談窓口に問い合わせる
  • 地域のニーズをヒアリングして活用方法を決める

空き家を地域資源として活用する動きも増えている今、**「地域に喜ばれる空き家活用」**は評価されやすく、支援も受けやすいです。


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「博多駅から徒歩15分内」のリノベーション物件です。

https://www.realp.jp/fukuoka/baibai/home_print4.php?seq=20000255

まとめ:まずは一歩目を踏み出そう

空き家活用は、一見ハードルが高く感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば意外と着実に進められます。

  1. 現状把握
  2. 活用目的の明確化
  3. リフォームの検討
  4. 法律・規制の確認
  5. 地域との連携

まずは、現地を見に行って、状況を整理することから始めてみてください。
そして、ひとつずつステップを踏んでいけば、空き家は価値ある資産に生まれ変わります。

ご不明点ございましたら、何なりとお申し付けください。

「生活や心を豊かにする空間の創造と供給の進化に貢献する」

リアル・プロ 担当 稲村