物価は上がるのに、不動産は売る?――インフレ時代の“待つリスク”と“動くチャンス”

物価の上昇が続き、生活コストがじわじわと重くなる中、
「今、不動産を売るべきか」「もう少し待つべきか」と迷う方が増えています。
リアル・プロでは、そうしたご相談を日々多くいただいています。

私たちがまずお伝えしたいのは、“建物は減るけど、土地は残る”という当たり前の事実です。
インフレが進む時代、現金の価値は年々少しずつ目減りしていきます。
一方で、土地は“再生産できない資産”。
時間が経ってもその希少性は変わらず、結果として**「持っているだけで価値を保つ」資産**になるケースが多いのです。

とはいえ、「持ち続けること」が必ずしも正解とは限りません。
リアル・プロでは、売却を考えるうえで**“待つリスク”**についても明確にお伝えしています。

たとえば——
・金利が上がると、買主の借入可能額が減少し、購入意欲が下がる
・新築供給が戻れば、中古相場が下がる可能性がある
・築年数が進むほど、査定価格が下がりやすくなる

つまり、「いまはまだ上がるかも」と思っているうちに、
市場の熱が冷め、気づけば“売り逃し”になってしまうことも。
これが、インフレ時代における「待つリスク」です。


🏠 住み替えの場合――「次の暮らし」を逃さないために

リアル・プロでは、住み替えのご相談で最も重視しているのが**「タイミングの連動」**です。
売却と購入、どちらか一方がズレるだけで、理想の住まいを逃すリスクが生じます。

特にインフレ期は、建築費や住宅ローン金利の上昇によって、
「待てば待つほど次の物件価格が上がる」傾向があります。

だからこそリアル・プロでは、
売却査定と購入プランを同時に設計し、
「いま動くことで“次の暮らし”を確保できる」ように戦略的なサポートを行っています。


🧾 相続・資産整理の場合――“家族の未来”を見据えた決断を

相続や資産整理の局面では、単なる売却ではなく、“承継”の視点が不可欠です。
リアル・プロでは、
・不動産を分けて相続すべきか
・売却して現金化するほうが公平か
・将来の税負担をどう軽減できるか
といった点を、税理士や司法書士とも連携しながら総合的にご提案しています。

「残すべきか、手放すべきか」は、感情と数字が交錯する難しい判断です。
リアル・プロでは、“家族全体の幸せ”をゴールに設定し、
単なる査定金額だけでなく、心の整理と資産の整理の両面からサポートします。


💰 投資回収の場合――“売る”は、成功の一部

不動産投資は「買って終わり」ではなく、「売って完結」です。
リアル・プロでは、出口(再販・売却)の質を最重視しています。

たとえば、
・どんな買主層に売れるか
・融資環境はどうか
・エリアの需給バランスは今後どう変わるか
を読み解き、最も有利な売却タイミングを見極めます。

インフレが続く局面では、現物資産である不動産は相対的に強い一方、
市場の過熱後に“反動減”がくることもあります。
リアル・プロでは、短期的な価格だけでなく、
「総投資効率」=(運用+売却)での最終利益を重視。
“次の投資へつながる出口”を描くのが、私たちの役割です。


🧭 終わりに

インフレ時代は、“動かないリスク”が大きくなる時代です。
リアル・プロでは、
「売る・待つ・持つ・住み替える」――どの選択も、お客様の未来を軸に設計します。

私たちが目指すのは、単なる取引の成功ではなく、
**「その先の人生が豊かになる決断」**を一緒に導くこと。

数字の裏にある“ストーリー”まで見据えた提案で、
あなたの資産と暮らしを守る伴走者であり続けます。

本日のおすすめ物件です。

「シティライフ博多南」

売買物件印刷画面

◆充実の住環境“博多駅南”アドレス

◆大型商業施設が集う「博多」駅が生活圏
◆南西向き・三方角部屋
◆12階部分につき眺望良好
◆全室採光有
◆重厚感のある外壁タイル貼り
◆戸建てライクなポーチ付
◆平成30年6月 大規模修繕工事実施済
◆長期修繕計画書有
◆複数路線利用可
◆アフターサービス保証付

お問い合わせ、お早目にお願いします。

「生活や心を豊かにする、空間の創造と供給の進化に貢献する」

リアル・プロ株式会社 担当 稲村