🏡 借地権付き土地を売る？それとも“まっさらに”して売る？メリットを整理してみた

2025年11月20日 2025年12月2日

リアルプロ

物価の上昇が続き、生活コストがじわじわと重くなる中、「そろそろ土地を売ろうか…でも、どう売るのがベストなのか」と悩む方も増えています。
リアル・プロでは、日々こうしたご相談を多くいただいています。

土地の売却を考えるとき、特に悩ましいのが 「借地権付き土地をそのまま売るか」 それとも 「借地権を解消してまっさらにして売るか」 という選択です。
今回は、それぞれのメリットをわかりやすく整理してみました✨

🔹 借地権付き土地を売る場合のメリット

💰 早く現金化できる
借地権を解消する手間を待たずに売却できるので、資金をすぐに手に入れられます。インフレや金利上昇の局面では、早めの売却で“動かないリスク”を回避できます。
📈 交渉次第で市場価値を維持できる
買い手層は限定されますが、適切な買主に売ることで価格が大きく下がるリスクを最小化できます。
📝 手続きやコストを抑えられる
借地権解除や地主との交渉にかかる時間や費用を省けます。心理的負担も少なく、スムーズに売却可能です。
⚖ 税務や相続面での柔軟性
売却益の計算や相続評価は複雑ですが、現状のまま売却することで早期に資産整理を進められます。専門家と連携すれば税負担を軽減できる場合も。
⏱ 売却タイミングを逃さない
市場が熱いうちに売却できるため、金利上昇や中古市場の反動減など“売り逃しリスク”を回避できます。

💎 販売価格が高くなる可能性
借地権がないことで購入層が広がり、自由に利用できる土地は市場価値も高くなるため、高額での売却が期待できます。
🏠 買主の購入意欲が高まる
建築や事業利用の自由度が高くなるため、心理的ハードルが下がり、スムーズな売却が可能です。
🔒 取引がシンプルで安全
借地権に関する契約やトラブルのリスクがなくなります。買主の融資審査も通りやすく、契約後のトラブルを防げます。
📊 資産の長期価値を最大化できる
土地をまっさらにしておくことで、相続や将来の投資の際に高く評価されやすくなります。持っているだけでも価値を保ちやすい資産になります。
🎯 売却戦略の幅が広がる
住宅用・商業用・分譲用など、さまざまな用途に対応可能。市場の状況や買主層に合わせた柔軟な売却戦略が取れます。

どちらにもメリットがあります。ポイントは、「売るタイミング」と「将来の資産価値」 を意識すること。
市場動向や資産運用の目的に応じて、最適な方法を選ぶことが成功への近道です。

不動産は単なる売買だけでなく、“その先の人生や資産をどう守るか” を考えて動くことが大切です🏡✨

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リアル・プロ株式会社　担当　稲村